親族
年末調整における親族関連の概念体系を整理する。民法の親族定義を出発点に、税法上の各カテゴリ(配偶者・扶養親族等)への分類、非居住者親族の特則、年齢計算・判定時期のルールを扱う。
このセクションの構成
| ページ | 内容 |
|---|---|
| 親族の基礎概念 | 民法上の親族定義、血族・姻族、生計を一にする要件 |
| 非居住者親族 | 国外居住親族に対する控除の特則と送金要件 |
| 親族のカテゴリ | 配偶者のカテゴリ・扶養親族のカテゴリの詳細 |
| 年齢計算 | 年齢到達日の特例と各種年齢区分 |
| 現況判定の時期 | 各控除の判定基準日と異動時の取扱い |
親族の概念体系
税法上の家族関連の概念は、すべて 民法上の「親族」 を出発点とする。親族の範囲は6親等内の血族+配偶者+3親等内の姻族(民法725条)。
この親族のうち、所得要件・生計一要件・年齢要件 等の条件を満たす者が、税法上の各カテゴリに分類される。
- 配偶者: 控除対象配偶者、老人控除対象配偶者、源泉控除対象配偶者 等
- 扶養親族: 一般の扶養親族、特定扶養親族、老人扶養親族、特定親族 等
これらの分類は、適用される控除の種類と控除額を決定する。同一の親族が複数のカテゴリに該当する場合(例: 同居老親等かつ特別障害者)は、それぞれの控除が重複適用される。
→ 親族のカテゴリと控除の対応関係は 控除 参照