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保険料控除

保険料控除(生命保険料・地震保険料・社会保険料)および小規模企業共済等掛金に共通する、控除証明書の電子取込みと提出ルール。


提出する書類と原本/写しの区別

書類形態備考
控除証明書(保険会社等が発行)原本 を提出保険料控除申告書に添付して提出
電子的控除証明書(XML)電子データ紙の証明書に代えて電磁的方法で提供
QRコード付PDF印刷物XML を変換したもの。紙の証明書と同等

電子的控除証明書の取り込み

生命保険料・地震保険料・社会保険料・小規模企業共済等掛金は 電子的控除証明書(XML)で自動取込みが可能。

→ XML の構造は e-Tax XML構造(TEG800-850)参照

電磁的方法による証明書提供の法的根拠

保険料控除申告書の裏面末尾に以下の記載がある:

保険料控除申告書に記載すべき事項を電磁的方法により給与の支払者に提供する場合には、 この保険料控除申告書に添付すべき証明書類の提出又は提示に代えて、 その証明書類に記載されるべき事項を電磁的方法により給与の支払者に提供することができます。

→ 電子申告システムでは、紙の証明書の代わりに電子データ(XML等)での提供が法的に認められている。

QRコード付PDF(フォールバック)

電子的控除証明書に対応していない会社向けに、国税庁の QRコード付証明書等作成システム で XML を QRコード付 PDF に変換できる。

  • 従業員は QRコード付 PDF を会社に提出する
  • QRコードを読み取ることで改ざんされていないかの検証が可能

団体保険データの取り込み

会社を通じて団体保険に加入している場合、保険会社から支払者(会社)に対して保険料控除データが提供される。 業界団体が固有のDATファイルフォーマットを定義しており、他社の年末調整サービス(SmartHR、freee、jinjer等)でも対応している。

ファイル形式対象業界団体
LINC形式DATファイル団体扱い生命保険生命保険協会(LINC)⚠️ 団体名は推測、要確認
損保標準フォーマット形式DATファイル団体扱い損害保険日本損害保険協会 ⚠️ 団体名は推測、要確認
CSV形式両方各サービス独自フォーマット

控除証明書の提出が不要なケース

ケース対象理由
旧生命保険料で1契約9,000円以下一般の生命保険料(旧制度)のみ少額免除(出典: 保険料控除申告書 裏面)
団体特約(生命保険)勤務先を対象とする団体特約により払い込んだ生命保険料勤務先の代表者又はその代理人の確認を受けた場合、証明書不要(出典: 保険料控除申告書 裏面)
団体保険(損害保険)団体特約により損害保険料を払い込んだ場合生命保険料と同様の取扱い(出典: 保険料控除申告書 裏面)
電子的控除証明書全保険種類XML データで提出するため紙の証明書が不要