年末調整の概要
年末調整の制度全体を俯瞰するための基礎知識をまとめる。
このセクションの構成
| ページ | 内容 |
|---|---|
| 年末調整とは | 制度の目的・不一致の原因・精算の手続 |
| 年末調整の対象者 | 対象となる人・ならない人の要件 |
| 実務スケジュール | 年間の業務タイムライン |
| 確定申告との境界 | 年末調整と確定申告の役割分担 |
| 年末調整対象外の控除 | 確定申告でのみ適用できる控除 |
| 災害被害者に対する税の減免・猶予 | 災害減免法に基づく特例 |
年末調整の位置づけ
年末調整は、毎月の源泉徴収の過不足を精算する手続である。源泉徴収税額表は「年間を通じて給与が一定」という前提で作られているため、実際の年税額とは一致しない。この差額を年末に精算するのが年末調整の役割。
年末調整で処理できる範囲には限界があり、雑損控除・医療費控除・寄附金控除の3つは確定申告が必要となる。また、給与収入が2,000万円を超える人や、災害減免法の適用を受ける人などは年末調整の対象外となる。