プロダクトビジョン
"TASHIKA" = 確か(たしか)-- 確定した事実に基づく年始調整
TASHIKA(タシカ)は、企業・従業員・代行事業者のための年始調整SaaSプラットフォームです。 「確か」な事実に基づいて処理するという核心的価値を名称に込めており、12月の「見込み」ではなく1月の「確定した事実」に重点を置く新しい考え方を象徴しています。
従来の12月時点での「見込み」に基づく年末調整ではなく、1月の「確定した事実」に基づくプロセスへと転換します。 ※法的には、1月31日までに実施する「年末調整(再年調含む)」の枠組みを活用し、プロセスのみを1月に移行させるモデルです。これにより、再計算の手間を排除します。
提供する価値
NOTE
本プラットフォームは、2021年6月に「社会的システム・デジタル化研究会」(通称:Born Digital研究会)が平井卓也デジタル改革担当大臣に提出した**「デジタル化による年末調整の新しいあり方に向けた提言」**に基づいています。
背景と課題
日本の年末調整業務は、紙での処理を前提に構築された複雑な社会的システムです。従来のデジタル化の多くは「紙のプロセスをそのまま電子化する」アプローチに留まり、根本的な業務負担の軽減には至っていませんでした。
5つの基本原則
本プラットフォームは、デジタルシステムを前提とした社会的システムの再構築を目指し、以下の5つの原則に基づいて設計されています:
| 原則 | 説明 | 従来のアプローチ | 年始調整のアプローチ |
|---|---|---|---|
| 1. 発生源でのデジタル化 | データは生成された時点で電子化 | 紙 → 後から入力 | マイナポータルXML・電子控除証明書を直接取込 |
| 2. 原始データのリアルタイム収集 | 給与支払額や扶養状況を随時収集 | 年末に一括申告 | 給与計算・人事システムからの継続的なデータ連携 |
| 3. 一貫したデジタルデータ | End-to-Endでデータ形式を統一 | 紙↔電子の変換が多発 | XML/JSONによる一貫したデータフロー |
| 4. 処理主体の見直し | 処理を最適な担い手に再配置 | 企業の人事担当者に集中 | システムが申告書を自動生成し、従業員は確認するだけ |
| 5. 確定した事実ベースの処理 | 見込みではなく確定データで処理 | 12月時点の「見込み」で計算 | 1月の「確定した事実」で計算 |
ビジョン:年末調整から「年始調整」へ
本プラットフォームの革新的な価値は、**第5原則「確定した事実ベースでの処理」**を徹底することにあります。
- 従来: 12月時点で「見込み年収」「扶養予定」を申告 → 確定後に差異があれば再年調・確定申告
- 年始調整: 1月に「確定した年間給与」「確定した扶養状況」「確定した控除証明書」で一発処理 → 再計算不要
これにより、以下の価値を実現します:
- 計算精度の向上: 見込みではなく事実に基づく正確な税額計算
- 再年調の排除: 「12月にやったことを1月にやり直す」手間を完全に解消
- 繁忙期の平準化: 12月末の業務集中を1月に分散し、企業・代行事業者の負担を軽減
- 従業員体験の向上: 申告書を一から記入するのではなく、自動生成された確定データを確認するだけのシンプルなUX